園の紹介
園の目標
いつも元気、きっと元気
このコトバを園の保育テーマに掲げてたくさんの年月が流れました。
いつも元気な子なんている筈がありません。
でも、元気でいてほしい、きっと元気で過ごしてほしい。
そんな思いの保育ができますようにと願い続けてきました。
「できます」は、決して「できている」ではなく、見えているのにつかめない虹のように遥か彼方…。
三歳では遅すぎる…。
こんなコトバで子どもの早期教育を促した人々がおりました。
早く、無理無駄もなく、テキパキと…。
その子の望ましい未来に到達するために、「今」という時間は使われるべきなのだ。
そう主張しているようにも感じます。
でも…、私はそうは思いません。
子どもと出会う中で、大人になった私たちが感じるある種の憧れは、それこそ、私たちがもう一度子どもになれる人生のすてきなチャンスです。
「今」という時間を、「今」その子であるためにひたすら使って遊ぶ…。
そこに意義も意味もあるように思います。
あふれる好奇心、驚きや不思議に目をみはり、一途なエネルギーを小さなからだにあふれさせながら、「今」を明日に重ね、子どもたちは大きくなっていくのです。
子育ての喜びは、大人になった私たちがもう一度未来になっていく喜びに違いありません。子どもを学び、子どもに学ぶ。何より、未来ばっかり大きい「子ども」と、過去ばっかり大きい「私たち」が、「今」という時間を共にしているのがうれしい。
大切にしていること
その子であること
人は大人になる前に、必ず子どもでなければならない。
哲学者ルソーはそう言いました。
人間は、子どもである時間を省略してはいけない、子どもとしての成熟、子ども時間の充実こそが人間としての自立の条件だと、子どもの傍らにいて私たちは思います。
未来の自分のためだけに「今」という時間を使うのではなく、「今」、その子がその子であるために使う時間を担保してあげることも私たちの責任です。誰のためでもなく、その子はその子のために生きていて良いのです。園での生活が、そんな時間にあふれていますようにと願います
驚きや不思議で
いっぱいのわからなさ
空はどうして青いの?アリさんはどうしてあんな形?
わからないことが綿雲のように次々生まれ、そのことがうれしくて、心がふくらむようなわからなさでいっぱいの乳幼児期。
驚き、共感するたびに、心が耕され、ヒトからひとへ、人から人間へと歩みはじめます。そんな驚きや不思議があふれているような環境でありますように。
驚く…、古いコトバで「それと気づく♪」
健やかであること
健(すこ)やかの語源は「直(す)くやか」。
その子がその子であるために真っ直ぐであること。
誰かを阻害してでも真っ直ぐであることではなく、自分が自分であるために、他者をうやまい認め、そのことからを導きだされた自分を受容する自尊感情(セルフエスティーム)が育まれますように。
園の生活
園の1日
7:00~ |
登園(おはよう) 園の一日は「おはよう」の挨拶から始まります。 小鳥のように両手をパタパタさせながら「先生おはようございます。みなさんおはようございます」 挨拶なのになぜかメロディがついています。 (ごっこ遊び…と思っていますが) |
10:00くらいから | ドキドキするような楽しい時間でありますように♪ |
11:30くらいから |
もぐもぐタイム 食べる…。人を良くする…と書いて「食」。おいしい…って食べられますように。 (食後の自由遊び) |
13:00~ |
お・ひ・る・ね いっぱい遊んだからだを少し休ませて… (5歳児クラスは原則お昼寝はしません。心とからだに伸び伸びが増えていきますように…) |
15:00~ | プチ・もぐもぐタイム(おやつの時間) |
16:00~ |
自由遊び(降園に対応する時間) さぁ、まだまだ遊びます。遊びって、心とからだを豊かにする魔法がいっぱい詰まっています。 |
18:00~ | 閉園(また、明日) |
18:30〜 |
延長保育(通常の閉園時間は18時です) 園長が対応する場合は園長保育となります。(冗談ですが) |
年間行事
春 spring
入園・進級式 保育のはじまりはじまり
※4月1日が休日の場合、翌2日になります
親子うんどう会 ※6月下旬頃
保護者の皆さまと一緒に、共にからだも心も楽しく動きますようにと願ってます。 運動会場は、八甲田山のふもとに近い、同一法人の「森の工房ふれ・あい」のグラウンドです。
標高100mほどの高原です。
夏 summer
5歳児(きりん組)夏期合宿保育 ※7月下旬頃
昭和46年から始まった5歳児クラスの宿泊保育。4泊5日間、保護者と離れて大自然と遊びます。
(これまで50回を重ねました)
青森ねぶた運行に参加 ※8月上旬
青森ねぶた運行に参加(国道の合同運行も参加)
(地域の子ども会と協働で地域ねぶたを制作・運行してきました。5月上旬から園庭の一角にねぶた小屋が建ちます)
秋 autumn
こどものくにハロウィン祭り ※10月最終土曜
昭和62年10月から始めました。七五三と同じく、子どもの成長を祝う行事になりました。
冬 winter
クリスマスおゆうぎ会(生活発表会)※12月中旬
毎日の園生活の中で育った(あるいは育とうとしている)子どもたちの表現を保護者の皆様に見ていただく日。
そつえん式 ※3月下旬
5歳児クラスは名入りりんごのりんご狩り、雪室りんご(りんごの冬眠ごっこ)などの行事もあります
その他の行事
毎月の誕生会 他
入園案内
当園は教育・保育制度(子ども・子育て支援新制度)上の「幼保連携型認定子ども園」です。幼稚園と保育所の機能をあわせもち、制度上の「教育認定」「保育認定」を受けた「すべての子どもたち」が入園できます。
小学校就学前のすべての子どもたちに「保育は必要」であると考えています。が、現在の制度では、満3歳以上の「教育を必要とする人」の認定(1号認定)と、0歳から5歳までの何らかの理由で保護者による保育を受けることが困難な「保育を必要とする人」の認定(2号認定、3号認定)に分けられています。
令和元年10月から、保護者がお仕事をなさっている場合等の「教育認定」者が申請すれば「新2号認定」等となり、制度の根幹が曖昧・複雑化しています。
入園・見学については随時お問い合わせください。
※制度の詳細を知りたい方は、こども家庭庁のホームページを参照ください。
※1号認定の満3歳とは、3歳の誕生日の前日をもって満3歳として認定し入園できる仕組みです。保育認定の場合は、3歳の誕生日を迎えた後の3月31日までを2歳児として扱います。
概要・アクセス
〒038-0015
青森県青森市千刈4丁目4番8号 / 017-776-5538
名 称 | 社会福祉法人 積善会 こどものくに |
利用定員 |
1号認定定員 15名 2号認定定員 29名 3号認定定員 21名 |